2014年6月28日土曜日

Fedora20 テキスト インストール

マシンスペックの向上した現在、そんなに出番はないと思いますが・・・
Fedora20をテキストモードでインストールしようというのが今回の内容です。



最初にこのモードでインストールする場合の注意点を2つあげておきます。
これが許容できない場合は、他の手段でのインストールを検討してください。

  1. ディスクレイアウトをカスタマイズできない 
  2. インストール完了後、コンソールのKEYMAPが英語になる
         ※コンソールのKEYMAPを変更したい場合は、この記事の一番最後を見てください




テキストインストール


それでは早速インストールをしていきましょう。

1.インストールが開始されたら画面下部の「Press Tab for full configuration options on menu items.」のメッセージに従って、TABキーを押します。ブートオプションとして、textを指定します。





2.次に、最初に注意としてあげたディスクのパーティショニングについての情報が表示され、textモードではなくvncモードでのインストールを代替案として提示されます。ここではテキストモードでインストールする為、”2”と入力します。
 ※vncでのインストールは、こちらの記事を参照してください


















すると画面下部にInstallationメニューが表示されます。
項目的には1)~7)まであり、設定が必要な箇所には”!”マークがついていて、これを全て設定済み(”x”マーク)にしていきます。






3.各項目の設定

※画面の一番下に「Please make your choice from above ['q' to quit | 'c' to continue | 'r' to refresh]: 」とあるように、もし項目をちゃんとセットアップしたのにもかかわらず”x”マークがつかない場合は、一度”r”キーを押してrefreshを実施してみてください。


1)Timezone Settings
上記の画面から1と入力後、Asiaの6 → Tokyoの71と選択しました。

2)Installation source
2と入力後、ここではCD/DVDの1と選択しました。

3)Software selecttion
3と入力後、ここではMinimal Installの12 → continueのcと進めました。

4)Installation Destination
4と入力後、c  → Use All Spaceの2 → c → Standard Partitionの1 → c と進めました。

5)Network configuration
DHCPでIPが取得できると最初から”x”マークがついていますが、固定IPを設定するには5と入力後

- Set hostnameの1を入力後、サーバのホスト名を入力
- Configure device xxxxの2を入力後、必要箇所を一つづつ入力











で最後に c → c と進めました。

6)Root password
6と入力後、任意のパスワードを2回入力しました。

7)User creation
7と入力後、一般(作業用)ユーザを作成しました。
 - 3)Username でユーザ名を
 - 4) Use password でパスワード認証を有効に
 - 5) Passwordで、ユーザのパスワードを設定
 - 6) Administratorの箇所にチェックを入れることでsudoの設定が有効になります


以上で、下記のように全ての項目にxがついた状態でcを入力するとインストールが開始されます。




そして、「Installation complete. Press return to quit」と表示されたらインストールは完了です。
表示されたとおりRetrunキーを押し、インストーラーを終了させてください。






















コンソールのKEYMAPを変更するには


ここでは、jp106へ変更してみます。
※変更が完了するまでは、コンソールは英語のKEYMAPになっているので、可能であればPuttyなどのSSHクライアントから作業を実施した方が良いかもしれません


1. /etc/vconsole.confの修正

以下の記述だけにします。
KEYMAP="jp106"

2. Setup Virtual Consoleの再起動
# systemctl status systemd-vconsole-setup.service
systemd-vconsole-setup.service - Setup Virtual Console
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/systemd-vconsole-setup.service; static)
   Active: active (exited) since Sat 2014-06-28 16:40:14 JST; 27min ago
     Docs: man:systemd-vconsole-setup.service(8)
           man:vconsole.conf(5)
 Main PID: 72 (code=exited, status=0/SUCCESS)
Jun 28 16:40:14 test.examp.com systemd[1]: Starting Setup Virtual Console...
Jun 28 16:40:14 test.examp.com systemd[1]: Started Setup Virtual Console.
#
# systemctl restart systemd-vconsole-setup.service

以上で、コンソールのKEYMAPも日本語になっているはずです。

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