#検証環境は、CentOS6.5(x86_64) x2台です
- ホスト名はそれぞれnode01とnode02です
- コマンドプロンプトに[ALL]とある場合は、両方のホストで作業を実施し、
[ONE]とある場合は、どちらか片方のホストで作業を実施する事を意味します
ELrepoリポジトリの作成
ELrepoのサイトに書いてあるとおりですが、下記のようにリポジトリを作成します。[ALL]# rpm --import https://www.elrepo.org/RPM-GPG-KEY-elrepo.org
[ALL]# rpm -Uvh http://www.elrepo.org/elrepo-release-6-6.el6.elrepo.noarch.rpm
Retrieving http://www.elrepo.org/elrepo-release-6-6.el6.elrepo.noarch.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:elrepo-release ########################################### [100%]
[ALL]#
DRBDのインストール
[ALL]# yum install drbd84-utils kmod-drbd84
DRBDのセットアップ
※詳細は、以前に書いた「DRBD 8.4.x 設定(初回フル同期スキップ)」の”DRBD領域の準備”以降を参照してください。
ここではざっと流れだけをあげておきます。
1.DRBD領域の用意 → ファイルシステムを作成していないまっさらなパーティションを用意
2.DRBDの設定ファイルの作成
3.metaデータ領域を作成
[ALL]# drbdadm create-md r0/0
[ALL]# drbdadm create-md r0/0
4.DRBDの起動
[ALL]# /etc/rc.d/init.d/drbd start
5.どちらかをmasterに昇格して、初回同期
[ONE]# drbdadm primary r0/0
[ONE]# drbdaldm new-current-uuid -clear-bitmap r0/0
6.master側でファイルシステムを作成し、マウント
[ONE]# drbdadm primary r0/0
[ONE}# mkfs.ext4 /dev/drbd0
[ONE]# mount /dev/drbd0 /mnt
[ALL]# /etc/rc.d/init.d/drbd start
5.どちらかをmasterに昇格して、初回同期
[ONE]# drbdadm primary r0/0
[ONE]# drbdaldm new-current-uuid -clear-bitmap r0/0
6.master側でファイルシステムを作成し、マウント
[ONE]# drbdadm primary r0/0
[ONE}# mkfs.ext4 /dev/drbd0
[ONE]# mount /dev/drbd0 /mnt
コミュニティ版バイナリのメリット
一番のメリットは、KMP (Kernel Module Package)に対応したパッケージングがされている事です。具体的には、新しいkernelをインストールすると、自動的にdrbd.koが用意されるようになります。
→DRBDモジュールをビルドし忘れて新しいkernelで起動すると当然DRBDが起動できません
kernelのアップデートをしていくと下記のようになっていきます。
#実体はkmod-drbd84パッケージでインストールされたdrbd.koのシンボリックリンクとなります
# locate drbd.ko
/lib/modules/2.6.32-358.el6.x86_64/extra/drbd84/drbd.ko
/lib/modules/2.6.32-431.1.2.0.1.el6.x86_64/weak-updates/drbd84/drbd.ko
/lib/modules/2.6.32-431.17.1.el6.x86_64/weak-updates/drbd84/drbd.ko
/lib/modules/2.6.32-431.5.1.el6.x86_64/weak-updates/drbd84/drbd.ko
#
※詳細が知りたい場合は、weak-updatesのキーワードで検索してみてください
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